
中国外交部の郭嘉昆報道官。(北京=新華社配信)
【新華社北京12月16日】中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は16日の記者会見で、日本の小泉進次郎防衛相が防衛費増額を巡り、中国の国防費の伸びが日本を上回っているなどと主張したことについて、中国の正当な国防建設を根拠なく非難し、悪意をもって中傷するもので、その姿勢は悪質で卑劣だと批判した。
郭氏は次のように表明した。平和と安全保障の問題において、中国は世界でも最も良好な実績を持つ大国である。中国の国防費の増加は合理的かつ合法的であり、安全保障上の課題に対応し、国家の正当な利益を守るために必要であると同時に、大国としての国際的な責任と義務をより良く果たすためのものでもある。深刻な侵略の過去を持つ日本に口出しする資格はない。