【新華社ハルビン5月3日】中国黒竜江省は最近、渡り鳥の移動の季節を迎えている。同省肇東(ちょうとう)市の千鶴島観光風景区には国家1級保護動物のコウノトリ数十羽が飛来しており、今年は300羽以上の飛来が見込まれる。
同風景区はコウノトリの重要な繁殖地の一つとなっている。島ではここ数年、さまざまな措置を講じて鳥にとって最適な湿地環境づくりを進めており、6羽が一つの巣に住む珍しい光景が見られたこともある。昨年の観測データによると、千鶴島に生息する鳥類は140種以上に増加し、コウノトリの繁殖成功率は9割を超えている。(記者/謝剣飛)