中国、米１１社を「信頼できないリスト」に追加

   【新華社北京４月５日】中国商務部は４日、ドローンメーカーのスカイディオなど米企業１１社の「信頼できないエンティティーリスト」への追加を決定したとの公告を発表し、これらの企業による中国に関連した輸出入活動への従事と中国での新規投資を禁止した。公告は即日施行された。

   商務部報道官は同日、次のように表明した。スカイディオやブリンク・ドローンズなど１１社はここ数年、中国の強い反対にもかかわらず、台湾地区といわゆる「軍事技術協力」を展開し、中国の主権と安全、発展の利益を著しく損なった。中国は対外貿易法や国家安全法、反外国制裁法などの法律に基づき、「信頼できないエンティティーリスト規定」第２条などに従い、不法行為の責任を追及する。

   中国は「信頼できないエンティティーリスト」の問題を一貫して慎重に処理してきた。中国の安全保障を脅かすごく少数の外国事業者だけが対象であり、信義と法律を守る事業者が心配する必要は全くない。中国政府はこれまで通り、世界各国の企業による中国での投資や事業展開を歓迎する。法や規則を守る外資企業の中国での経営に、公平で予見可能な安定したビジネス環境を提供てきるよう尽力する。