17日、黄山で記念撮影する日本の大学生一行。(黄山=新華社配信/蔡季安)
【新華社合肥3月23日】在日中国大使館などが主催する中日交流プログラム「日本の大学生百人が中国を見る」の訪問団一行がこのほど、安徽省の黄山風景区を訪れた。日本大学、中央大学、早稻田大学など十数校から参加した学生たちが、中国の自然の美しさと伝統文化の魅力を体感した。
訪問団は、名松の「迎客松」など風景区の各所にある観光名所を訪れたほか、地元の無形文化遺産「魚灯」の実演を見学、地元の伝統的な徽派版画の制作も体験した。学生たちは、黄山の景観に対する感動を口々に語り、もっと多くの人が黄山を訪れ、中日民間交流がさらに深まってほしいと話した。
17日、黄山で記念撮影する日本の大学生たち。(黄山=新華社配信/蔡季安)
黄山は中国の名山の一つで、奇松、怪石、雲海、温泉、冬雪の「五絶」で知られる。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の文化遺産と自然遺産を兼ね備えた世界複合遺産であり、世界ジオパークと生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)の双方に登録された自然保護区でもある。
今回のプログラムは、両国間の若者交流を促進し、より多くの日本の学生に中国を直接体験してもらおうと、在日中国大使館と安徽省政府外事弁公室、安徽省文化・観光庁、黄山市政府が共催した。(記者/郭晨)
17日、黄山の観光名所、迎客松の前で記念撮影する日本の大学生たち。(黄山=新華社配信/蔡季安)
17日、黄山で地元の伝統的な無形文化遺産「魚灯」を持って記念撮影する日本の大学生たち。(黄山=新華社配信/蔡季安)