江西省で中日文化交流イベント

２２日、江西省南昌市で開かれた中日交流イベント「携手併進・共創未来」で、２人で揮毫（きごう）した「聯接」の２文字を見せる岡田勝駐上海総領事（右）と熊峰さん。（南昌＝新華社配信／陳凱磊）

　【新華社南昌２月２５日】中日両国間の新たな協力分野を開拓し、人的・文化交流と地方交流を深めるため、在上海日本総領事館と江西省南昌市外事弁公室は２２日、南昌市で交流イベント「携手併進・共創未来」を開催した。岡田勝駐上海総領事は会場で、南昌出身の在日中国人書道家、熊峰（ゆう・ほう）さんに外務大臣表彰を授与した。

　熊氏は日本の外務省が２０２４年８月に発表した２４年度の外務大臣表彰を受賞した。外務大臣表彰は、日本と海外の友好親善に貢献し、多大な功績があった個人や団体に贈られる。

２２日、江西省南昌市で開かれた中日交流イベント「携手併進・共創未来」の熊峰書道展で展示された作品。（南昌＝新華社配信／陳凱磊）

　在日中国人芸術家で日中書法協会の会長も務める熊さんは、１９９０年代末から２０年余りにわたり中日の民間友好交流に尽力し、民間の文化、経済、教育、友好交流団の相互訪問を幾度も企画するなど、民間レベルでの中日の理解と友好の増進に努力した。

　会場では、南昌国際交流展の巡回展、日本の観光・物産の展示説明会、日本留学説明会、熊峰書道展などが行われた。（記者／陳毓珊）

　２２日、江西省南昌市で開かれた中日交流イベント「携手併進・共創未来」で、熊峰さん（左）に外務大臣表彰を授与する岡田勝駐上海総領事。（南昌＝新華社配信／陳凱磊）

　２２日、江西省南昌市で開かれた中日交流イベント「携手併進・共創未来」で、「聯接」の２文字を揮毫（きごう）する岡田勝駐上海総領事（中央）と熊峰さん（左）。（南昌＝新華社配信／陳凱磊）