上猶県の民泊施設。(資料写真、贛州=新華社配信)
【新華社南昌2月19日】中国江西省贛州(かんしゅう)市の西部に位置する上猶(じょうゆう)県は、国家級の森林公園2カ所と国家4A級(上から2番目)観光地が1カ所あり、森林率が81・8%に達し、名実ともに「天然の酸素バー」となっている。
地元ではここ数年、豊かな自然資源を生かした民泊産業の発展を積極的に支援している。同県の責任者の劉洪梅(りゅう・こうばい)氏によると、地元政府は民宿が多い区域での民泊施設の新規建設や客室数20室を超える増改築に対して奨励補助金を支給する政策を相次ぎ打ち出しており、500万元(1元=約21円)を上限に補助金が支給されると紹介。販売奨励やブランド補助金などの助成策も設けており、昨年1年間で総額1360万元が支給されたと明らかにした。
上猶県の民泊施設。(資料写真、贛州=新華社配信)
これらの支援により、森林をテーマに新たな切り口で民泊事業を手がける企業が数多く誕生。個性的なスタイルの民泊施設が森林のあちこちに点在し、大自然の美しい景色と見事に融合しながら、調和と共生の風景を描き出している。
県内には現在、森林の中に56の民泊施設があり、独特なデザインやサービスが自然景観や地元の文化と融合して人気を集めつつある。同県の24年の観光客数は前年比9・6%増え、観光総収入も同12・0%増加した。(記者/程迪)
上猶県の民泊施設。(資料写真、贛州=新華社配信)
上猶県の民泊施設。(資料写真、贛州=新華社配信)
上猶県の民泊施設。(資料写真、贛州=新華社配信)
上猶県の民泊施設。(資料写真、贛州=新華社配信)
上猶県の民泊施設。(資料写真、贛州=新華社配信)
上猶県の民泊施設。(資料写真、贛州=新華社配信)
上猶県の民泊施設。(資料写真、贛州=新華社配信)