【新華社札幌2月9日】中国では第9回冬季アジア大会が黒竜江省ハルビン市で開かれる中、3回にわたって開催地となった札幌への関心も高まっている。
北海道の中心都市である札幌はウインタースポーツが盛んで、1972年には冬季五輪の開催地となり、冬季アジア大会は86年の初回と2017年の第8回を含め計3回開かれている。
さまざまなスポーツイベントが開かれているだけでなく、氷や雪を前面に打ち出した独自の文化を形成している点もハルビンと共通している。冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」の会場の一つである大通公園は今年も、精巧な氷像と雪像で多くの観光客を引き付けている。
札幌観光協会イベント部の尾上文哉課長は「今年は中国を含め多くの外国人に来てもらい、雪像を楽しんでもらっている」と話し、ハルビンの大会にも興味があり、一度見に行きたいと語った。(記者/楊智翔、李子越)