北京市の文化産業、２４年の売上高６・６％増

北京市で開かれている「名探偵コナン」連載３０周年記念展を見学する来場者。（１月１５日撮影、北京＝新華社記者／楊珏）

　【新華社北京２月７日】中国北京市統計局が６日に発表した一定規模（主要業務の年間売上高５００万元、１元＝約２１円）以上の文化および文化関連産業法人の２０２４年の売上高は前年比６・６％増の２兆３０２２億６千万元だった。うち文化企業の売上高は６・７％増の２兆２５１２億４千万元となった。

　分野別にみると、文化中核分野の売上高は７・６％増の２兆９５１億５千万元だった。うちニュース・情報サービスは５・６％、コンテンツ制作は１４・３％、クリエイティブデザインサービスは２・３％、文化発信チャンネルは３・８％、文化投資運営は２・１％それぞれ増加した。文化関連分野の売上高は２・５％減の２０７１億１千万元となった。うち文化補助生産と仲介サービスは５・２％増加した。

　新業態企業の売上高は１１・１％増の１兆５９０６億９千万元で、文化企業の売上高全体の７０・７％を占めた。