【新華社太原2月7日】中国山西省統計局はこのほど、同省の2024年の天然ガス生産量が前年比12・8%増の166億9千万立方メートルに達し、過去最高を更新したと明らかにした。
山西省は中国の重要な総合的エネルギー拠点であり、豊富な非在来型天然ガス資源を擁する。採掘されている非在来型天然ガスは主に、シェールガス、硬い砂岩層に存在するタイトサンドガス、炭層ガスで、整った産業チェーンを形成している。
非在来型天然ガスの推定埋蔵量は約20兆立方メートルで、全国の8%程度を占める。同省エネルギー局などが発表した「山西省非在来型天然ガス産業の二酸化炭素(CO2)排出量ピークアウト実施案」によると、同省は25年までに、非在来型天然ガスの生産量の200億立方メートル到達、および天然ガスパイプラインのガス輸送能力を年間400億立方メートル超とする目標を掲げている。