竜舞「鳳羽竜」で新春祝う 江蘇省無錫市

竜舞「鳳羽竜」で新春祝う 江蘇省無錫市

新華社 | 2025-02-02 10:43:52

   1月29日、太鼓を叩いて竜舞をはやす無錫市洛社鎮の村人たち。(無錫=新華社配信)

   【新華社南京2月2日】中国江蘇省無錫市の洛社鎮では旧暦元日を迎えた1月29日、地元に伝わる竜舞「鳳羽竜」のパレードで春節(旧正月)を祝った。

   同鎮で祝日のたびに披露される鳳羽竜は、鎮内の花苑村で90年前に生まれたとされる。1935年、村民の呉阿林(ご・ありん)さんが上海のレストランから色鮮やかなニワトリの羽根を大量に入手。村の女性たちが総出でこれを洗い、天日に干した。その中から選んだ100キロ以上のきれいな羽根を布製の竜に縦横に縫い付け、頭の重さ10キロ以上、全長23メートルに及ぶ竜をつくった。この竜で披露した舞が鳳羽竜の始まりで、地元でたちまち評判になったという。

   代々踊り手によって受け継がれた鳳羽竜の評判は広まり、竜舞芸術や北京と杭州を結ぶ京杭大運河一帯に伝わる文化の代名詞の一つになった。2007年には江蘇省の第1次無形文化遺産に登録されている。洛社鎮も運河のほとりに継承拠点として「鳳羽竜宮」を建設。江南地域に伝わる伝統芸能を広く発信している。(記者/何磊静)pagebreak

   1月29日、無錫市洛社鎮で披露された竜舞。(無錫=新華社配信)pagebreak

   1月29日、無錫市洛社鎮で披露された竜舞。(無錫=新華社配信)pagebreak

   無錫市洛社鎮の夜景。(1月1日撮影、無錫=新華社配信)pagebreak

   1月29日、無錫市洛社鎮で披露された竜舞。(無錫=新華社配信)pagebreak

   1月29日、無錫市洛社鎮で披露された竜舞。 (無錫=新華社配信)

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