【新華社北京2月1日】中国商務部の報道官は1月31日、日本政府が同日に半導体関連の十数品目に対する輸出規制の実施を発表するとともに、多くの中国企業が入った新たな「外国ユーザーリスト」を公表したとの質問に、関連するやり方を直ちに是正することを望むと表明した。
報道官は次のように述べた。一部の国は最近、国家安全保障の概念を拡大し、輸出規制を乱用して中国の半導体などの産業を制裁、抑圧している。日本が計画する輸出規制の実施は産業チェーン・サプライチェーン(供給網)の安全と安定に影響を及ぼし、企業間の正常なビジネス交流を妨げ、両国企業の利益を損なうことになる。
日本の関連措置は現在、意見の公募を行っている。われわれは日本が業界の理性的な声に耳を傾け、国際的な経済貿易ルールと中日経済貿易協力の大局を守るという立場から、関連するやり方を直ちに是正し、関連措置が中日間の経済貿易関係の健全な発展を妨げることを回避し、世界の産業チェーン・サプライチェーンの安定と円滑な流れを共同で守ることを希望する。中国は自らの合法的権益を断固として守るための措置を取る権利を留保する。