中国の成都・重慶地区、技術革新で産業発展を推進

　空から見た西部（成都）科学城。（２０２４年１０月２３日、ドローンから、成都＝新華社記者／劉坤）

　【新華社成都１月２１日】中国の四川省と重慶市は共同発展において、科学技術革新を重要な原動力としている。同省成都市と重慶市を中心とする「成渝地区双城経済圏」の設立から５年、地区間の協力を深め、全国的な影響力を持つ科学技術拠点の構築に取り組んできた。緊密な連携を通じて、科学技術イノベーションが主導する「新たな質の生産力」を育成し、新興産業の発展を加速させるとともに、地域全体の競争力を著しく向上させた。

　両市の「西部科学城」建設が迅速に進められ、成渝地区双城経済圏は全国で初めて地域科学技術イノベーションセンターの称号を授与された。財政支援や人材交流、技術資源の共有など多角的な協力の成果であり、技術革新の要素が急速に蓄積されつつある。

　１０日、西部（成都）科学城にある国家スーパーコンピューティング成都センターで、コンピュータールームを点検する技術者。（成都＝新華社記者／劉坤）

　西部（重慶）科学城の科学会堂。（２０２４年１２月１６日、ドローンから、重慶＝新華社記者／劉潺）

　西部（成都）科学城の天府永興実験室。（２０２４年１０月１６日、ドローンから、成都＝新華社記者／劉坤）

　９日、西部（重慶）科学城のインテリジェント・コネクテッド・ビークル（ＩＣＶ）モデル区を走行する西部科学城ＩＣＶ革新センターが開発した自動運転レベル４の車。（重慶＝新華社記者／劉潺）

　９日、西部（重慶）科学城のインテリジェント・コネクテッド・ビークル（ＩＣＶ）モデル区を走行する西部科学城ＩＣＶ革新センターが開発した自動運転レベル４の車。（重慶＝新華社記者／劉潺）

　西部（重慶）科学城種質創製大科学センターの家蚕研究チームが飼育する新種のカイコ。（２０２４年１１月２７日撮影、重慶＝新華社記者／劉潺）

　西部（成都）科学城の天府永興実験室で、竹廃材の触媒熱分解と芳香族炭化水素生成物の方向制御実験を行うバイオマス・ゼロカーボン燃料研究チームの研究者。（２０２４年１０月１６日撮影、成都＝新華社記者／劉坤）

　西部（重慶）科学城種質創製大科学センターの養殖室で、新品種のティラピアを観察する研究者。（２０２４年１１月２７日撮影、重慶＝新華社記者／劉潺）

　西部（成都）科学城にある中国農業科学院都市農業研究所の超高層無人化垂直植物工場で、ソフトウェアを調整する技術者。（２０２４年１０月１６日撮影、成都＝新華社記者／劉坤）

　西部（成都）科学城にある国家スーパーコンピューティング成都センター。（２０２４年１０月１６日、ドローンから、成都＝新華社記者／劉坤）

　９日、西部（重慶）科学城の金鳳実験室。（ドローンから、重慶＝新華社記者／劉潺）

　西部（成都）科学城にある中国農業科学院都市農業研究所で、農作物の生育状況を観察する技術者。（２０２４年１０月１６日撮影、成都＝新華社記者／劉坤）