「中国モクセイの里」で高付加価値加工の模索進む 湖北省咸寧市

「中国モクセイの里」で高付加価値加工の模索進む 湖北省咸寧市

新華社 | 2025-01-20 21:34:48

 【新華社咸寧1月20日】「中国モクセイの里」と呼ばれる湖北省咸寧(かんねい)市でこのほど、日用化学品の製造・販売などを手掛ける華彬力美科技が建設したモクセイ高付加価値加工プロジェクトが稼働を開始した。

 総投資額は1億3千万元(1元=約21円)、設計処理能力は年間20万キロで、モクセイの高付加価値加工産業チェーン構築が大きく進展した。

 プロジェクトの広々として清潔な工場では従業員が機械を操作し、籠に入った新鮮なモクセイが流れ作業ラインで次々に処理され、精油や香料などの製品に生まれ変わっていく。

 これは同市が力を入れてきたモクセイ産業の発展を示す一例であり、市内では現在、11万ムー(約7300ヘクタール)余りにわたってモクセイが栽培され、栽培株数は3373万株と全国の9割以上を占めている。

 同市はここ数年、モクセイ産業の発展をさらに促進するため、強力な政策支援を継続的に行っている。最新の統計によると、同市が育成してきたモクセイ産業チェーンの企業は460社を上回り、年間生産額は20億元を超えている。(記者/梁建強、潘志偉)

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