中国外交部、ガザ地区の停戦合意を歓迎

   【新華社北京１月１７日】中国外交部の郭嘉昆（かく・かこん）報道官は１６日の記者会見で、イスラエルとパレスチナ・イスラム抵抗運動（ハマス）が１５日にガザ地区の停戦で合意したことについて、停戦と捕虜交換の合意を歓迎すると表明した。

   郭報道官は次のように述べた。合意が効果的に実行され、ガザの全面的で恒久的な停戦が実現されることを望んでいる。

   今回のガザ衝突の勃発以来、中国は一貫して早急な停戦を呼びかけ、情勢の沈静化推進、一般市民の保護、人道支援の提供に積極的に取り組んできた。中国は停戦合意の実行を支持するとともに、ガザへの人道支援の提供と戦後復興のため引き続き積極的に努力する。

   関係各方面に対しても、停戦を契機とし、地域の緊張緩和を推進することを心から希望する。中国は国際社会と共に中東地域の平和と安定の実現を推進するため、たゆまぬ努力を続けていく。