【新華社ハルビン1月17日】中国黒竜江省でこのほど開かれた両会(人民代表大会と政治協商会議)によると、同省の2024年の氷雪経済は勢いよく発展し、観光客受入数が前年比29・1%増、観光客の消費額が67・1%増加した。
同省では24年に氷雪関連産業が大きく伸びた。中国・上海協力機構(SCO)氷雪スポーツ実証区の建設が承認され、ハルビン氷雪大世界(ハルビン氷祭り)が世界最大の氷雪テーマパークとしてギネス世界記録に認定された。聖潔揺籃山スキーリゾートは国家級スキーリゾートに選ばれた。
氷雪観光、避暑観光、辺境観光などの特色あるプロジェクトの開発が進み、文化・観光商品の供給がより豊富になった。中国旅行ブームが続く中、24年に東南アジアや日韓、欧米から同省を訪れた旅行者の数は延べ120万人を超え、95・4%増加した。「中国・ロシア文化コレクション」などの特色ある文化・観光イベントが2万回余り開催され、商業公演の公演数は92・0%増加し、省外からの観客の割合は50・0%を超えた。