3日、海南熱帯雨林国家公園観光連盟設立大会の会場。(海口=新華社記者/王存福)
【新華社海口1月9日】中国海南省でこのほど、海南熱帯雨林国家公園観光連盟が設立された。同連盟は熱帯雨林の資源の統合とプロモーション、観光商品の革新と市場開拓、スマートツーリズムと生態系保護の分野で活動を展開する。
同連盟は、海南省観光・文化広電体育庁が設立発起人となり、同省中部に位置する五指山市が主導し、瓊中(けいちゅう)リー族ミャオ族自治県、保亭リー族ミャオ族自治県、白沙リー族自治県が共同で設立した。連盟のメンバーは特色ある熱帯雨林の観光商品と観光ルートを共同開発し、観光サービスの質とレベルを引き上げ、観光市場の競争力と魅力を高めていく。
3日、海南熱帯雨林国家公園観光連盟設立大会の会場。(海口=新華社記者/王存福)
海南熱帯雨林国家公園は総面積4269平方メートルで、独特な生態資源と世界レベルの生物多様性を有している。昨年12月29日には陵水、保亭など九つの県と市を結ぶ、全長466キロの環熱帯雨林国家公園観光道路も全線が開通した。
連盟設立大会の会場では、エコハイキング、冒険・宝探し、民族文化体験などさまざまなテーマに基づく海南熱帯雨林国家公園の観光ルート・観光商品が紹介された。(記者/王存福)