中国の５Ｇ基地局、４１０万カ所超す

   【新華社北京１２月８日】中国工業・情報化部は６日、国内の第５世代移動通信システム（５Ｇ）基地局が４１０万カ所を超えたと明らかにした。５Ｇネットワークは農村部への普及が進み、全ての郷・鎮（県の下の行政単位）で開通を実現。９７ある国民経済の大分類の８０分類に広がり、応用の幅と深さを拡大し続けている。

   同部の担当者は、今後も５Ｇの大規模応用を全力で進め、部門の協同と中央と地方の連動を強化し、的を絞った施策を堅持して基礎的サポート能力をさらに向上させると表明。市場ニーズに基づき技術開発と標準化の制定を強め、５Ｇ技術産業の供給能力を持続的に高めていく考えを示した。協同発展を続け、情報通信企業や応用企業、産業チェーンの川上・川下企業などの深い協力深化を推進し、５Ｇ業界の応用エコシステムを共同で構築していくとも述べた。