【新華社北京11月29日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、11月28日のニュースをお届けします。
1.第11次引き渡しの中国人民志願軍烈士遺骨が韓国から帰還
抗米援朝戦争で犠牲となった中国人民志願軍烈士43人の遺骨が28日、第11次遺骨引き渡しで韓国から中国に帰還しました。
2.電波望遠鏡「中国天眼」、パルサー発見数が千個を超す
中国科学院国家天文台は26日、貴州省にある500メートル球面電波望遠鏡(FAST、通称「中国天眼」)が発見した天体「パルサー」が千個を超え、同時期に世界の他の望遠鏡によって発見されたパルサーの総数を上回ったと明らかにしました。FASTが発見したパルサーには、ミリ秒パルサーと連星パルサーが多数含まれます。種類と数の豊富さはパルサーの形成と進化を理解する上で重要な意味を持ちます。
3.暮坪湘江特大橋の接合が完了 湖南省
中国湖南省長沙市で建設が進む暮坪湘江特大橋は26日、主径間の横梁設置が終わり、接合されました。市内の南エリアと大王山エリアを結ぶ大橋は長沙城市発展集団が投資し、湖南路橋建設集団が工事を担っています。開通後は沿線の交通利便性を高め、長沙・株洲・湘潭3市都市圏の発展促進に重要な役割を果たします。
4.ハルビン工業大学の「暖廊」、厳冬期も薄着で通行可 黒竜江省
中国黒竜江省ハルビン市では26日、雪が降り寒さが厳しくなる中、ハルビン工業大学の学生や教員が暖房の効いた渡り廊下「暖廊」を薄着で行き来していました。同大学では2022年から4期に分けて暖廊の設置工事を実施し、現在4190メートルを運用しています。暖廊を使えば教室や図書館、食堂、寮、体育館などの間を5分以内で移動でき、天候が大学生活に及ぼす影響を効果的に緩和します。
5.中国、世界ビジネストラベルの急速な回復に寄与 WTTCトップ
世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)のジュリア・シンプソン会長兼最高経営責任者(CEO)はこのほど、オーストラリアのパースで新華社のインタビューに応じ、世界のビジネストラベルはすでに正常な軌道に戻っており、回復スビートは予想よりはるかに速いとし、中国などの国ではビジネストラベル業の業績が高水準で推移するとの見通しを示しました。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。