中国のウインタースポーツ用品・器具、15カテゴリーを形成

中国のウインタースポーツ用品・器具、15カテゴリーを形成

新華社 | 2024-11-15 12:28:59

   【新華社北京11月15日】中国工業情報化部装備工業一司の郝立順(かく・りつじゅん)氏はこのほど、国務院新聞(報道)弁公室が開いた記者会見で、長年の発展を経て、中国にはすでに15の商品カテゴリーで構成される氷雪関連装備(ウインタースポーツ用品・器具)の製品体系が構築されていると明らかにした。

   氷雪関連装備はウインタースポーツの基礎であり、スキーゴーグルやスキーウェア、スキーシューズなどのスポーツ用品だけでなく、競技用器具、施設用器具なども含む。

   郝氏によると、中国の氷雪関連装備産業の規模は急速に拡大している。企業数は2015年の約300社から23年には900社前後に増加し、売上高は50億元(1元=約22円)未満から約220億元にまで増えた。同産業では現時点で製造業の特定分野をリードする「チャンピオン企業」が6社、「専精特新(専門化、精密化、特色化、斬新化)」の特徴を持つ企業が21社誕生している。

   ここ数年は第5世代移動通信システム(5G)や人工知能(AI)、バーチャルリアリティなどをはじめとする新技術が氷雪関連装備の質の高い発展を推進する力強いエンジンとなり、多くの新製品・新モデルを生み出し、ウインタースポーツ愛好家により良い体験をもたらしている。工業情報化部は今後、新技術と氷雪関連装備の融合を推し進め、ウインタースポーツの盛んな発展を後押しし、氷雪経済の活力をさらに引き出していくという。

   国家発展改革委員会(発改委)社会発展司の彭福偉(ほう・ふくい)氏によると、発改委は第15次5カ年規画(2026~30年)期間中、国家体育総局などの部門と共同でウインタースポーツと氷雪経済の発展に関する内容を関連計画に盛り込むことを積極的に促すという。全体的な状況を踏まえて政策・措置をさらに整え、ウインタースポーツや氷雪文化、氷雪装備、氷雪観光の全産業チェーンの発展を推進するとしている。

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