長江デルタの「古鎮」、文化観光の新たな発展を共に探求

長江デルタの「古鎮」、文化観光の新たな発展を共に探求

新華社 | 2024-11-14 14:32:08

  安徽省黄山市黟(い)県の宏村。(2023年12月19日、ドローンから、黄山=新華社配信/施亜磊)

  【新華社黄山11月14日】中国の長江デルタ地域(上海・江蘇・浙江・安徽1市3省)は経済発展や対外開放、イノベーション能力で知られるが、歴史や文化の蓄積も分厚く、中でも昔ながらの街並みを残す「古鎮」は地域の文化的シンボルの一つとなっている。

  千年の歴史を持つ安徽省銅陵市大通古鎮で行われたドラゴンボートレース。(9月15日、ドローンから、銅陵=新華社配信/儲著伝)

  同地域には「中国歴史文化名鎮リスト」に登録されているだけで80カ所の古鎮があり、全国の25%以上を占める。日韓をはじめとする世界の観光客を引き付け、一部は「江南水郷古鎮」としてユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界文化遺産登録への申請を合同で進めている。

  安徽省黄山市黟(い)県の西逓(せいてい)村。(1月26日、ドローンから、黄山=新華社配信/施亜磊)

  長江デルタの多くの古鎮はここ数年、文化観光やクリエーティブ産業との融合を推進している。第5回長江デルタ一体化古鎮発展大会では「長江デルタ古鎮文化観光消費新十大シーン」が発表され、魚灯(魚の形をしたランタン)パレードや伝統婚礼ショーなど、没入型、体験型、双方向型の新たな消費シーンが紹介された。

  安徽省黄山市黟(い)県の宏村で開かれた「月沼楽夜」音楽会。(7月25日、ドローンから、黄山=新華社配信/施亜磊)

  安徽省銅陵市にある犁橋(りきょう)水鎮の夜景。(10月20日撮影、銅陵=新華社配信/儲著伝)

  安徽省黄山市黟(い)県の宏村にある月沼のほとりで、音楽会の演奏に聞き入る観光客。(7月25日撮影、黄山=新華社配信/施亜磊)

  安徽省黄山市歙(きゅう)県渓頭鎮汪満田村で、村内を練り歩く魚灯パフォーマンスチーム。(2月22日撮影、黄山=新華社配信/施亜磊)

  安徽省銅陵市大通古鎮でスナメリを見る観光客。(10月10日撮影、銅陵=新華社配信/儲著伝)

  安徽省銅陵市の犁橋水鎮で行われた、溶かした鉄を空に向けて振りまく無形文化遺産の「打鉄花」。(5月14日撮影、銅陵=新華社配信/儲著伝)

  第5回長江デルタ一体化古鎮発展大会で、古鎮の特産品やオリジナルグッズを買い求める来場者。(10月21日撮影、銅陵=新華社配信/儲著伝)

  安徽省銅陵市の犁橋水鎮で行われた伝統的な「まり投げ」のパフォーマンス。(5月14日撮影、銅陵=新華社配信/儲著伝)

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