12日、陶寺遺跡博物館の外観。(ドローンから、襄汾=新華社記者/楊晨光)
【新華社太原11月14日】中国山西省臨汾(りんふん)市襄汾(じょうふん)県で12日、新石器時代後期・竜山文化の陶寺遺跡出土の文化財を展示する陶寺遺跡博物館が一般公開された。4300~3900年前の陶寺文明を体系的に紹介している。
陶寺遺跡は襄汾県の崇山(塔児山)から汾河渓谷にかけての黄土台地にある。初期国家の特徴を備えた都市遺跡で、中華文明の起源を探る上での代表的な遺跡の一つとされる。46年に及ぶ発掘調査を経て、この「王者の都」は徐々に眠りから醒めつつある。博物館は遺跡の北西端にあり、230点(組)の文化財が輝かしい中華文明を語り伝えている。pagebreak
12日、陶寺遺跡博物館のオープニングセレモニー。(襄汾=新華社記者/楊晨光)pagebreak
12日、陶寺遺跡博物館で展示を撮影する人たち。(襄汾=新華社記者/楊晨光)pagebreak
12日、陶寺遺跡博物館で展示を見る人。(襄汾=新華社記者/楊晨光)