「千年の陶器の都」に新たな活力 中国・長沙市

「千年の陶器の都」に新たな活力 中国・長沙市

新華社 | 2024-09-27 07:20:25

   長沙市望城区の長沙銅官窯国風楽園。(9月11日、ドローンから、長沙=新華社記者/陳沢国)

   【新華社長沙9月27日】中国湖南省長沙市望城区の銅官窯古鎮は「千年の陶器の都」と呼ばれ、釉薬を施す前に絵付けをする「釉下彩(ゆうかさい)」陶磁器を世界に先立ち生み出した地とされる。1998年にインドネシア海域で引き揚げられた唐代の沈没船「黒石号」に積まれていた器物約6万7千点のうち、5万6千点は長沙銅官窯の磁器で、海のシルクロードの交易品にもなっていた。

   望城区の銅官片区(エリア)はここ数年、長沙銅官窯国家考古遺跡公園や銅官窯国風楽園、銅官老街、銅官窯現代農業公園などの農業・文化・観光ブランドを構築。没入型体験を通じて観光客に歴史文化、無形文化遺産の独特の魅力を伝えている。

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長沙市望城区の銅官老街で、陶磁器に彩色を施す中国無形文化遺産「長沙銅官窯陶磁器焼成技術」の伝承者、劉志広(りゅう・しこう)さん。(9月11日撮影、長沙=新華社記者/陳沢国)

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   長沙市望城区の銅官老街で、陶磁器作りを体験する人たち。(9月11日撮影、長沙=新華社記者/陳沢国)

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   長沙市望城区の長沙銅官窯国風楽園で上演された湖南省の伝統劇「花鼓戯」。(9月11日撮影、長沙=新華社記者/陳沢国)

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   長沙市望城区の長沙銅官窯国風楽園で、観光客に作品を見せる中国無形文化遺産「長沙シュロ(棕櫚)編み」の伝承者、周佳霖(しゅう・かりん)さん(右)。(9月11日撮影、長沙=新華社記者/陳沢国)

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   長沙市望城区の長沙銅官窯国風楽園で、制作した硯を見せる長沙市無形文化遺産「谷山硯彫刻技術」の伝承者、張学軍(ちょう・がくぐん)さん(中央)。(9月11日撮影、長沙=新華社記者/陳沢国)

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   長沙市望城区の銅官街道で、漬け上がった切り干し大根を壺から出す長沙市無形文化遺産「陶蔬恋窖藏壇子菜(とうそれんこうぞうたんしさい)」(野菜の壺漬)の伝承者、李旭(り・きょく)さん。(9月11日撮影、長沙=新華社記者/陳沢国)

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   長沙市望城区の長沙銅官窯博物館。(9月11日、ドローンから、長沙=新華社記者/陳沢国)

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   長沙市望城区の長沙銅官窯博物館で、沈没船「黒石号」から見つかった唐代の青釉褐藍彩阿拉伯文碗を撮影する人。(9月11日撮影、長沙=新華社記者/陳沢国)

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   長沙市望城区の長沙銅官窯国風楽園で、唐代の沈没船「黒石号」を題材にした野外演劇「黒石遠渡」を観賞する人たち。(9月11日撮影、長沙=新華社記者/陳沢国)

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   長沙市望城区の長沙銅官窯国風楽園で、溶かした鉄を空に向けて振りまく伝統行事「打鉄花」を見物する人たち。(9月11日、ドローンから、長沙=新華社記者/陳沢国)

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