【新華社北京9月18日】中国国家鉄路集団は14日、福建省竜岩市と広東省竜川県を結ぶ「竜竜高速鉄道」の竜川西(広東省河源市竜川県)~梅州西(広東省梅州市梅県区)区間の開通により、中国の鉄道営業距離が16万キロを超えたと明らかにした。うち高速鉄道は4万6千キロで世界の首位に立ち、中国以外の高速鉄道営業距離の総和を上回った。
中国の鉄道事業はここ数年急速に発展している。同社の統計によると、2012年以降の鉄道向け固定資産投資額(実行ベース)は累計9兆6500億元(1元=約20円)に上り、建設・稼働済みの鉄道は6万6千キロ、うち高速鉄道は3万8千キロで、鉄道と高速鉄道の営業距離の伸び率は世界の主要国を大きく上回っている。
中国では現在、鉄道が人口20万人以上の都市の99%、高速鉄道が人口50万人以上の都市の96%をそれぞれカバーし、路線網の密度と1人当たりの鉄道保有量は大幅に上昇した。