中国の郵便事業、１～６月の取扱件数は２０・５％増

中国郵政集団の湖南省衡陽市の中央郵便局で荷物を仕分ける職員。（衡陽＝新華社配信）

　 【新華社北京７月１６日】中国国家郵政局が１５日に発表した上半期（１～６月）の郵便配達サービスの取扱件数は、前年同期比２０・５％増の８９４億２千万件だった。うち宅配便サービスは２３・１％増の８０１億６千万件で、同一都市内が２０・６％増の７４億２千万件、他地域向けが２３・４％増の７１０億９千万件、国際および香港・マカオ・台湾地区向けが２１・０％増の１６億５千万件となった。

　 郵便事業売上高（中国郵政儲蓄銀行の経常収益除く）は１０・６％増の８０６３億６千万元（１元＝約２２円）、うち宅配便サービスは１５・１％増の６５３０億元だった。　　

　 宅配便サービス取扱件数に占める割合を地域別にみると、東部は２・２ポイント低下の７３・０％、中部は１・３ポイント上昇の１８・５％、西部は０・９ポイント上昇の８・５％となった。売上高に占める割合は東部が１・３ポイント低下の７４・８％、中部が０・７ポイント上昇の１５・０％、西部が０・６ポイント上昇の１０・２％だった。

　 ６月の郵便配達サービスの取扱件数は前年同月比１５・８％増の１６１億２千万件、うち宅配便サービスは１７・７％増の１４５億７千万件となった。売上高は６・３％増の１４０７億２千万元で、うち宅配便サービスは８・６％増の１１５８億９千万元だった。