【新華社北京7月16日】中国国家移民管理局は15日、中国を経由して第3国・地域へ向かう外国人に対する最大144時間のトランジットビザ免除措置を適用する口岸(通関地)に、河南省の鄭州新鄭国際空港、雲南省の麗江三義国際空港と磨憨(モーハン)鉄道口岸の3カ所を追加したと発表した。適用口岸は37カ所に増加した。
3カ所で最大144時間のトランジットビザ免除措置が適用となるのは15日から。鄭州航空口岸からの入境者の滞在可能範囲は河南省全域。雲南省の適用口岸からの入境者は、これまでの昆明市に加え、麗江、玉渓、普洱、楚雄、大理、西双版納(シーサンパンナ)、紅河、文山の9市(州)に拡大された。
同局は現時点で、北京、天津、河北省の石家荘と秦皇島、遼寧省の瀋陽と大連、上海、江蘇省の南京と連雲港、浙江省の杭州、寧波、温州、舟山、河南省鄭州、広東省の広州、深圳、揭陽、山東省青島、重慶、四川省成都、陝西省西安、福建省アモイ、湖北省武漢、雲南省昆明、麗江、西双版納など37カ所に、144時間のトランジットビザ免除措置を適用している。