5日、雲南省デチェン・チベット族自治州シャングリラ市で撮影したマツタケの刺身。(昆明=新華社配信/馬宏波)
【新華社昆明7月10日】中国雲南省では降水量の多い夏に入り、各種の野生キノコが次々と顔をのぞかせている。山や野原ではキノコを採取する村人が後を絶たず、市場では実にさまざまな品種が並んでいる。
同省は野生キノコの品種と種類の豊富さでは世界有数の地域で、世の中で確認されている野生の食用キノコ2500種のうち約36%の900種余りが存在し、生産量は50万トン前後に上る。豊富なキノコ資源は、同省のキノコ産業チェーンの延伸も促している。乾物や缶詰、インスタント食品が季節的な制約を打ち破ったことで、省外の消費者も大自然の恵みをタイムリーに味わうことができるようになった。pagebreak
2日、雲南省大理ペー族自治州南澗イ族自治県公郎鎮で村民が採取した大紅菌(ベニタケの一種)。(昆明=新華社配信/適志宏)pagebreak
2日、雲南省大理ペー族自治州南澗イ族自治県公郎鎮で大紅菌(ベニタケの一種)を採取する村民。(昆明=新華社配信/適志宏)pagebreak
6月28日、雲南省騰冲市猴橋鎮箐口村の野生食用キノコ取引市場で、採取した新鮮な大紅菌(ベニタケの一種)を選別、販売する地元の村民。(昆明=新華社配信/龔祖金)pagebreak
5日、雲南省麗江市の松茸交易センターでライブコマースを行いマツタケを売り込む従業員。(昆明=新華社配信/趙慶祖)pagebreak
2日、雲南省文山チワン族ミャオ族自治州文山市のレストランで、野生食用キノコの火鍋を味わう市民。(昆明=新華社配信/熊平祥)pagebreak
雲南省徳宏ダイ族ジンポー族自治州隴川県のレストランで提供される地元グルメ、オオシロアリタケ入りの過手米線(地元少数民族の伝統的な麺料理)。(6月4日撮影、昆明=新華社配信/桂金再)