【新華社国連6月11日】国連のモラティノス副事務総長・文明の同盟(UNAOC)担当上級代表は、10日に第1回を迎えた国連「文明間対話の国際デー」の前日に出した声明で、中国の提案により制定された同国際デーを歓迎すると表明し、国際社会が文化の差異と多様性を尊重し、人の尊厳を守るよう呼びかけた。
モラティノス氏は、文明間の対話は文化多様性の価値に対する理解を深めるのに寄与すると指摘。同国際デーの制定、文明・文化・宗教間の理解と尊重を深めるUNAOCの重要な役割に対する中国やその他の国の支持と賛同に感謝を表明した。
第78回国連総会は7日、中国が提出した「文明間対話の国際デー」制定に関する決議を全会一致で採択した。