顔真卿の文字が刻まれた唐代の石幢を訪ねて 河南省

顔真卿の文字が刻まれた唐代の石幢を訪ねて 河南省

新華社 | 2024-06-04 15:45:48

八関斎石幢。(5月9日撮影、商丘=新華社配信/畢建鴿)

  【新華社商丘6月4日】中国河南省商丘市の商丘古城の南門外を流れる古宋河のほとりに、唐代の書家、顔真卿(がん・しんけい)の文字が刻まれた八角形の石幢(せきどう、石塔の一種)「八関斎」が残っている。

  建立は唐代宗の大暦7(772)年。宋州(現在の商丘)の官吏が催した仏事「八関斎会」を記念し、当時すでに著名な書家だった顔真卿がしたためた「有唐宋州官吏八関斎会報德記」の957文字が刻まれた。その後損傷を受け、現在は保存措置を受けた上で展示されている。1993年に旧商丘県政府が宋代の拓本に基づきレプリカを作成、1997年には碑亭(石碑を保護するあずまや)も完成した。河南省の第1次重点文物保護単位(省重要文化財)に指定されている。pagebreak

八関斎石幢。(5月9日撮影、商丘=新華社配信/畢建鴿)pagebreak

八関斎石幢のレプリカと碑亭。(5月9日撮影、商丘=新華社配信/畢建鴿)pagebreak

八関斎石幢の一部。(5月9日撮影、商丘=新華社配信/畢建鴿)pagebreak

八関斎展示ホール内にある石刻。(5月9日撮影、商丘=新華社配信/畢建鴿)

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