中米両国、五つの共通認識を達成

中米両国、五つの共通認識を達成

新華社 | 2024-04-27 09:39:39

   【新華社北京4月27日】中国外交部は26日、王毅(おう・き)共産党中央政治局委員・外交部長が米国のブリンケン国務長官と北京で同日会談し、包括的な意見交換の下、五つの共通認識を達成したと明らかにした。概要は次の通り。

   1、双方は引き続き両国首脳の指導に従い、中米関係の安定と発展に努めることで合意した。双方はサンフランシスコ会談以降、各分野で中米の対話と協力が前向きに進展していることを認め、両国首脳がサンフランシスコで達成した重要な共通認識を急いで実行に移すことで合意した。

   2、双方はハイレベルの往来と各レベルの接触を維持することで合意した。外交や経済、金融、ビジネスなどの分野で再開、新設された協議メカニズムの機能を引き続き発揮させる。両軍の交流を継続する。麻薬取り締まり、気候変動、人工知能(AI)に関する中米協力をさらに推進する。

   3、双方はAI分野での中米政府間対話の初会合を開き、中米関係の指導原則に関する協議を引き続き推進し、アジア太平洋問題や海洋問題に関する新たな中米協議を行い、中米間の領事協議を続ける。中米麻薬対策作業部会は高官会合を開く。米国は中国の劉振民(りゅう・しんみん)気候変動問題担当特使の訪米を歓迎する。

   4、双方は両国の人的・文化交流を拡大するための措置を講じ、相手国からの留学生を歓迎し、中国陝西省西安市で5月に開かれる第14回中米観光ハイレベル対話を成功させる。

   5、双方は国際的、地域的な焦点となっている問題について協議を続け、双方の特使は意思疎通を強化する。

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