日本の靖国神社に関する消極的動向に断固反対 中国外交部

日本の靖国神社に関する消極的動向に断固反対 中国外交部

新華社 | 2024-04-23 08:44:20

   【新華社北京4月23日】中国外交部の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は22日の記者会見で、日本の岸田文雄首相と衆参両院議長が靖国神社の春季例大祭に合わせて供物を奉納し、一部の閣僚が参拝したとの報道に対し、中国は日本の靖国神社に関する消極的な動向に断固反対すると表明した。

   汪氏は次のように述べた。靖国神社は日本軍国主義による対外侵略戦争の精神的道具と象徴で、侵略戦争に歴史的責任を負うA級戦犯14人を祭っている。中国は日本の靖国神社に関する消極的な動向に断固反対する。外交部と在日中国大使館はそれぞれ、日本に厳重な申し入れを行った。

   中国は日本に対し、侵略の歴史を直視し、反省するという態度表明と約束を確実に守り、軍国主義と完全に決別し、実際の行動によりアジアの隣国と国際社会の信頼を得るよう促す。

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