中国産ＥＶ、海外メディアから好評を博す

   【新華社北京３月１１日】英紙フィナンシャル・タイムズ（ＦＴ）はこのほど、中国産電気自動車（ＥＶ）は優れた性能や経済性などにより、販売台数が継続的に伸び、他国のＥＶに比べて優位性が顕著であるとの専門家の分析を伝えた。

   同紙の取材に応じたＥＶサプライチェーン企業で、ベルギー素材大手ユミコアのマティアス・ミードライヒ最高経営責任者（ＣＥＯ）は、中国産ＥＶは優れているだけでなく、市場の真の需要に応え、消費者を引き付けることが可能だと語った。

   同紙は、中国の全国乗用車市場情報連合会（ＣＰＣＡ）のデータを引用し、２０２３年の新エネルギー乗用車の中国販売台数が前年比３６％以上増の約７７０万台だったとし、乗用車販売台数は２１００万台超で、新エネ乗用車はその３分の１以上を占め、割合が大きく上昇したと報道。中国産ＥＶはその優位性により、市場シェアが持続的に拡大しているとの見方を示した。