育苗に使用するハイブリッド稲の種子。(4月6日撮影、貴陽=新華社記者/楊文斌)
【新華社貴陽10月9日】中国貴州省黔東南(けんとうなん)ミャオ族トン族自治州岑鞏(しんきょう)県水尾鎮新場村に住む陳良東(ちん・りょうとう)さん(61)は、ハイブリッド稲の種子生産を手掛けている。陳さんは2012年、土地使用権譲渡の政策を利用して村内の使われていない土地で種子生産を始め、毎年周辺の100世帯以上の住民に雇用をもたらしている。
同県は稲の種子生産が盛んで、ハイブリッド稲の種子生産は既に47年の歴史がある。ハイブリッド稲の種子生産を主要産業として位置づけ、毎年良質な稲の種子8千トンを市場に供給し、住民の雇用創出と増収をけん引している。
山間部でもここ数年、農業の機械化が進み、時間とコストが大幅に削減され生産性が向上している。
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稲の種を水に浸して、ハイブリッド稲の育苗の準備をする陳良東さん。(4月6日撮影、貴陽=新華社記者/楊文斌)
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岑鞏県水尾鎮新場村のハイブリッド稲種子生産拠点。(4月6日、小型無人機から、貴陽=新華社記者/楊文斌)
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種子生産ほ場でハイブリッド稲の田植えをする陳良東さん(手前)と村民。(5月29日撮影、貴陽=新華社記者/楊文斌)
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稲種子生産拠点で、田植え中に汗をぬぐう陳良東さん。(5月29日撮影、貴陽=新華社記者/楊文斌)
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種子生産拠点で竹竿を使ってハイブリッド稲の人工授粉をする陳良東さん。(8月1日撮影、貴陽=新華社記者/楊文斌)
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収穫した稲の種をトラックに積み込む陳良東さん。(8月26日撮影、貴陽=新華社記者/楊文斌)
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種子加工工場に今年収穫した稲の種を運ぶ陳良東さん。(8月26日撮影、貴陽=新華社記者/楊文斌)
稲種子生産拠点で、収穫した種子を見せる陳良東さん。(8月26日撮影、貴陽=新華社記者/楊文斌)