エンボディドAIと低空経済に注目 福州でデジタル中国建設サミット 

エンボディドAIと低空経済に注目 福州でデジタル中国建設サミット 

新華社 | 2026-05-01 12:06:45

4月30日、第9回デジタル中国建設サミットの会場で来場者を出迎えるロボット「福楽」。(福州=新華社記者/常博深)

 【新華社福州5月1日】中国福建省福州市で4月29、30両日、第9回デジタル中国建設サミットが開かれた。400を超える企業や団体が参加し、展示品は6千点を超えた。新技術や新製品、新たな応用事例の初公開率は65%を上回った。

 会場では、エンボディドAI(身体性を持つ人工知能)と低空経済が大きな注目を集めた。福州市のロボットメーカー、具福科技が出品した人型ロボット「福楽」は会場で案内役を務め、来場者の間を行き交いながら、歌や踊り、武術も披露した。通信大手、中国移動通信(チャイナモバイル)の展示エリアでは、積載能力400キロの車輪型搬送ロボットや、5G-A(5Gアドバンスト)による低遅延の遠隔操作技術を備えた車輪型双腕ロボットが展示された。作業員の手の動きをリアルタイムで再現できるという。

4月30日、故宮のデジタルツイン応用サービスプラットフォーム。(福州=新華社記者/常博深)

 低空経済の分野では、中国移動が5G-Aと演算能力を融合させたプラットフォーム「中移凌雲」と「哈勃」シリーズ端末を披露した。国や都市レベルの低空域飛行サービスの要件に対応し、低空経済分野で課題とされる「見えない、つながらない、管理できない」といった問題の解決を後押ししていく。

 サミットではこのほか、多くの新技術や新プロジェクトも初披露された。中国電子商取引(EC)大手アリババグループは、新たなハイブリッド構造を採用した「Qwen3・6-Plus」のマルチモーダル大規模言語モデルを発表した。北京市の故宮や山西省の応県木塔(仏宮寺釈迦塔)、雲岡石窟などの文化遺産を対象としたデジタルツイン事業も初めて公開された。中国の石油・天然ガスパイプラインを運営する国家石油天然気管網集団(国家管網集団)や、中国のスーパーコンピューター大手、曙光信息産業など21社も初出展した。(記者/常博深、肖和勇)

4月30日、中国移動通信のブースに展示されたプラットフォーム「中移凌雲」と「哈勃」シリーズ端末(手前)。 (福州=新華社記者/常博深)

4月30日、中国の石油・天然ガスパイプラインを運営する国家石油天然気管網集団(国家管網集団)が第9回デジタル中国建設サミットに出展したブース。(福州=新華社記者/常博深)

4月30日、中国電子商取引(EC)大手アリババグループが開発した新たなハイブリッドアーキテクチャの「Qwen3・6-Plus」マルチモーダル大規模言語モデルを紹介する担当者。(福州=新華社記者/常博深)

4月30日、中国移動通信が出展した車輪型搬送ロボット。(福州=新華社記者/常博深)

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