SCOサミット効果で連休中の旅行者と観光消費が増加 中国天津市

SCOサミット効果で連休中の旅行者と観光消費が増加 中国天津市

新華社 | 2025-10-12 17:23:16

2日、天津市内劇場でバレエを披露するダンサー。(天津=新華社配信)

 【新華社天津10月12日】2025年上海協力機構(SCO)サミット開催地の中国天津市は国慶節と中秋節の連休期間(1~8日)中、旅行者数と観光消費がいずれも増加した。天津市文化・観光局が明らかにした。

 連休中、同市を訪れた旅行者は前年同期比5・7%増の2219万5900人、観光消費の総支出は13・2%増の215億7500万元(1元=約21円)で、都市の人気と文化・観光の活気がますます高まっている。

 天津市文化・観光局の陳冰(ちん・ひょう)副局長は、SCOサミットの成功で、天津は川と海が映える景観や開放的な雰囲気、人々の温かさなど独自の魅力を伝え、サミット出席者の訪問地や報道で注目された場所は、人気スポットになっていると述べた。

3日、天津市の天石舫ふ頭広場で民族音楽を披露する出演者。(天津=新華社配信)

 連休中、サミットのメイン会場となった梅江コンベンションセンターの外広場が公開され、多くの市民や観光客が訪れた。サミット出席者の訪問地の一つである天津文化センターでは、ライトショーや無形文化遺産の展示と実演、民間芸能の公演などが行われ、好評を博した。

 サミット期間中、特に注目された市内を流れる海河の夜景は、連休の観光消費をけん引する新たな原動力となった。観光客はナイトクルーズでライトアップされた海河沿いの景色を楽しみ、幻想的な雰囲気を味わった。(記者/宋瑞)

4日、天津市河西区の緑道公園でパフォーマンスを披露する出演者。(天津=新華社配信)

2日、天津市の天石舫ふ頭広場で音楽を鑑賞する人々。(天津=新華社配信)

7日、天津の古文化街で京劇を披露する出演者。(天津=新華社配信)

6日、天津市の古文化街で京劇を演じる役者。(天津=新華社配信)

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