【新華社北京3月24日】中国外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は24日の記者会見で、フィリピンのドゥテルテ前大統領が国際刑事裁判所(ICC)の令状に基づき逮捕される前に中国への亡命を申請したとの報道に関し、中国は同氏やその家族から亡命申請を受けたことはないと述べた。
郭氏はまた、ドゥテルテ氏の香港訪問は私的な旅行だったと指摘し、外交部駐香港特派員公署がすでに回答しており、フィリピン側も態度を示したと表明。メディアに対し、根拠がなく、下心を持って行われる「関係者の情報提供」を慎重に検証し、軽々しく信じないよう助言した。