11日、刺しゅうの材料となる馬の尾毛を紹介する張艶婷さん。(上海=新華社記者/劉穎)
【新華社上海3月16日】米コーヒーチェーン大手スターバックスは11日、中国上海市の無形文化遺産コンセプト店でシュイ族に伝わる馬尾繡(馬の尻尾の毛を使った刺しゅう)のイベントを開催した。馬尾繡技術の代表的伝承者、張艶婷(ちょう・えんてい)さんが同民族の女性によって代々受け継がれてきた技術を、コーヒー愛好家らに紹介、実演した。
イベントは同社がこのほど提起した、無形文化遺産の伝承と農村女性の支援を目的とするプロジェクトの一環。農村部の女性たちが無形文化遺産の分野で活躍し、自らの文化に対する自信を表現できるよう後押しする取り組みとなる。
張さんのチームは、15の重点支援対象である無形文化遺産合作社(協同組合)の一つとして、近代的な文化クリエーティブ製品の制作に取り組んでいる。
11日、上海の無形文化遺産コンセプト店「スターバックスリザーブ慎余里店」で展示された馬尾繡。 (上海=新華社記者/劉穎)
11日、上海の無形文化遺産コンセプト店「スターバックスリザーブ慎余里店」で展示された馬尾繡の工芸品。(上海=新華社記者/劉穎)
11日、上海の無形文化遺産コンセプト店「スターバックスリザーブ慎余里店」の外観。(上海=新華社記者/劉穎)
11日、上海の無形文化遺産コンセプト店「スターバックスリザーブ慎余里店」で展示された馬尾繡の工芸品。(上海=新華社記者/劉穎)
11日、無形文化遺産の伝承と農村女性の支援プロジェクトについて紹介する張艶婷さん(右)。(上海=新華社記者/劉穎)