産業遺産が人気観光スポットに変身 中国・蘇州市

産業遺産が人気観光スポットに変身 中国・蘇州市

新華社 | 2025-03-10 16:07:05

京杭大運河のほとりに広がる「蚕の里街区」。(資料写真、蘇州=新華社配信)

 【新華社南京3月10日】中国江蘇省蘇州市の旧市街西部に位置する養蚕業の産業遺産である蘇州滸関(こかん)蚕種場は現在、北京と杭州を結ぶ京杭大運河のほとりのファッショナブルな街として生まれ変わっている。

 蚕種場跡地には中華民国時代に建設された建物6棟が現存しており、国内養蚕業の発展を象徴する歴史的建造物の一つとなっている。地元ではここ数年、これらの建造物の保護、修復と活性化に取り組み、運河、文化、観光を融合させた「蚕の里街区」を創設した。

1915年当時の蘇州滸関蚕種場の事務所棟。(資料写真、蘇州=新華社配信)

 街区にはホテルや無形文化遺産の技術を紹介する工房、レストランなどさまざまな店舗が並び、グルメやコーヒーの展示会、インタラクティブゲーム、バンド演奏などクリエーティブなイベントと融合し、ソーシャルメディアで人気の観光スポットとなった。(記者/劉巍巍)

6日、京杭大運河のほとりに広がる「蚕の里街区」。(蘇州=新華社配信)

6日、京杭大運河のほとりに広がる「蚕の里街区」。(蘇州=新華社配信)

6日、京杭大運河のほとりに広がる「蚕の里街区」。(蘇州=新華社配信)

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