【新華社北京2月13日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、2月12日のニュースをお届けします。
1.中国、衛星インターネット用低軌道衛星群の第2陣を打ち上げ
中国は11日午後5時30分(日本時間同6時30分)、衛星インターネット・コンステレーション用の低軌道衛星群の第2陣を搭載した運搬ロケット「長征8号A」を海南省の文昌宇宙発射場から打ち上げました。衛星は予定の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。
2.中国・重慶-アフガニスタン直通の貨物列車路線が運行開始
中国重慶市の団結村中心駅で10日、カザフスタン、ウズベキスタンなどを経由してアフガニスタンのハイーラターンに向かう「中亜班列」(中国-中央アジア間の国際貨物列車)が出発しました。重慶からアフガンへの直通運行は初めてで、今回の運行は重慶発の中亜班列のさらなる路線拡大、重慶・アフガン間の経済・貿易協力の新ルートの開設を意味します。コンテナ55個を積載し、12~15日後に到着します。積荷の通信機器は現地の通信ネットワーク建設に使われ、アフガンの経済・社会の発展を後押しします。
3.中国雲南省の切り花輸出額、24年は7億6千万元
中国雲南省の昆明税関はこのほど、同省の2024年の切り花輸出額が前年比34・2%増の7億6千万元(1元=約21円)だったと明らかにしました。主な輸出先はタイ、日本、シンガポールなどでした。
4.冬季アジア大会に花添える春節の文化要素 中国・ハルビン市
中国で氷雪観光都市として知られる黒竜江省ハルビン市ではこのところ、第9回冬季アジア大会の開催と春節(旧正月)の休暇時期が重なり、街には新たな活力が満ちています。ホテルや商店、街頭、競技場など至る所に大会のロゴや装飾が見られ、縁起の良い対句「春聯(しゅんれん)」など中国の伝統文化要素と相まって、にぎやかな雰囲気を醸し出し、スポーツと伝統的な祝日が美しく融合しています。
5.元宵節を祝う巨大な板凳竜 浙江省金華市
中国浙江省金華市赤松鎮虎岩村で旧暦1月13日に当たる10日、村人たちが100個以上の腰掛け椅子を連ねて作った巨大な竜「板凳竜」を担いで村の中を練り歩きました。板凳竜の頭は色とりどりのランタン、花や祥雲などの模様で飾られています。毎年元宵節(旧暦1月15日、今年は2月12日)の前後、同鎮各村の村民は新たな年の順調な天候と五穀豊穣を願い、板凳竜を担いで練り歩きます。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。