新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース（２／１１）

　【新華社北京２月１２日】新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース、２月１１日のニュースをお届けします。

　１．冬季アジア大会、関連グッズも人気　ハルビンの魅力アピール

　中国黒竜江省ハルビンで開催中の第９回冬季アジア大会では、関連グッズも注目を集めています。中国では数々の人気商品が文化・スポーツイベントに人々が目を向ける一助になっています。

　２．中国アニメ映画、ヒットの影に貴州省のスパコン

　中国のアニメ映画「哪吒之魔童降世」（邦題：ナタ～魔童降臨～）の続編「哪吒之魔童閙海」は１月２９日の公開以来、ホットな話題を提供しています。

　同作品では、貴州省貴安新区にあるスーパーコンピューターセンターが、データ処理により映像や音声を生成するレンダリング作業のポスト処理を担当しました。コンピューターは千個の高性能グラフィックプロセッサーを搭載し、１・３ペタバイトのデータ保存容量と毎秒１・３京（けい）の演算能力を備えており、２０２１年以降、累計数百部の映像作品に制作サービスを提供してきました。

　３．日本の観光業界関係者が中国・海南省を視察　中日観光協力を模索

　日本の観光業界や大手メディアの代表２０人余りが３日、中国海南航空の東京（成田）発海口行き就航第１便で海南省を訪れ、８日間の日程で同省内の魅力を探る視察の旅を行きました。

　視察団は三亜市に滞在中、多くの特色ある観光地を訪れたほか、現地の国際ブランドホテル十数軒など観光関連企業と共に、三亜観光の日本向けプロモーションイベントも開催。日本の旅行業者やメディアの代表は、三亜はビーチリゾート資源が豊富で、ホテルの施設・設備が充実しており、今後の中日観光協力には大きな自信を持っていると述べました。

　４．スノボ女子ビッグエア、中国が金銀独占　冬季アジア大会

　第９回冬季アジア大会は１０日、スノーボード女子ビッグエアの表彰式が行われました。中国の熊詩芮（ゆう・しぜい）に金、張小楠（ちょう・しょうなん）に銀、日本の石本鈴花に銅メダルが授与されました。

　５．中国・重慶－アフガニスタン直通の貨物列車路線が運行開始

　中国重慶市の団結村中心駅で１０日、カザフスタン、ウズベキスタンなどを経由してアフガニスタンのハイーラターンに向かう「中亜班列」（中国－中央アジア間の国際貨物列車）が出発しました。重慶からアフガンへの直通運行は初めてで、今回の運行は重慶発の中亜班列のさらなる路線拡大、重慶・アフガン間の経済・貿易協力の新ルートの開設を意味します。

　以上、「新華ラジオ－日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。