中国アニメ映画、ヒットの影に貴州省のスパコン

映画会社が公開した映画「哪吒之魔童閙海」のポスター。（２０２４年１２月１０日撮影、貴陽＝新華社記者／向定傑）

　【新華社貴陽２月１１日】中国のアニメ映画「哪吒之魔童降世」（邦題：ナタ～魔童降臨～）の続編「哪吒之魔童閙海」は１月２９日の公開以来、ホットな話題を提供している。

　同作品では、貴州省貴安新区にあるスーパーコンピューターセンターが、データ処理により映像や音声を生成するレンダリング作業のポスト処理を担当した。コンピューターは千個の高性能グラフィックプロセッサーを搭載し、１・３ペタバイトのデータ保存容量と毎秒１・３京（けい）の演算能力を備えており、２０２１年以降、累計数百部の映像作品に制作サービスを提供してきた。

レンダリングコンテストの作品を紹介する貴安新区にある科創産業発展のスタッフ。（１月１４日撮影、貴陽＝新華社記者／向定傑）

貴安新区にあるスーパーコンピューターセンター。（１月１４日、小型無人機から、貴陽＝新華社記者／向定傑）