冬季アジア大会、関連グッズも人気 ハルビンの魅力アピール

冬季アジア大会、関連グッズも人気 ハルビンの魅力アピール

新華社 | 2025-02-11 15:44:44

7日、「竜粤号」北境魔法列車文化クリエーティブセンターに並ぶ冬季アジア大会の関連グッズ。(ハルビン=新華社記者/朱悦)

 【新華社ハルビン2月11日】中国黒竜江省ハルビンで開催中の第9回冬季アジア大会では、関連グッズも注目を集めている。中国では数々の人気商品が文化・スポーツイベントに人々が目を向ける一助になっている。

 ハルビンの繁華街、中央大街にある「竜粤号」北境魔法列車文化クリエーティブセンターは列車型の商業施設で、雑貨や記念品、工芸品など文化クリエーティブ商品を扱う。取材に訪れると、観光客が「火舞氷城」と名付けられた夜光タイプのマグネットを手にしていた。風車とアジア大会のトーチをあしらったデザインで、ハルビンという都市の魅力が凝縮されている。

7日、「竜粤号」北境魔法列車文化クリエーティブセンターに並ぶ冬季アジア大会の関連グッズ。(ハルビン=新華社記者/朱悦)

 店舗を運営する竜粤(黒竜江)文旅科創産業発展の于海超(う・かいちょう)マーケティングマネジャーは「火舞氷城」が「売れ筋の看板商品で、シリアルナンバー入りで限定販売している」と強調。ハルビンの市花ライラックと風車を組み合わせ、四つの花びらにはそれぞれ聖ソフィア大聖堂、氷雪大世界、竜塔(テレビ塔)、中央大街、中央には大会マスコットの「浜浜(ビンビン」「妮妮(ニーニー)」があしらわれ、持ち手は聖火トーチとなっており、スマートフォンでAR(拡張現実)機能を楽しむこともできると説明した。

7日、「竜粤号」北境魔法列車文化クリエーティブセンターに並ぶ冬季アジア大会の関連グッズ。(ハルビン=新華社記者/沈易瑾)

 于氏によると、デジタルクリエーティブグッズの展開は2023年からで、第1弾として発売したハルビンの風景がアニメーションで表示されるARインタラクティブグッズは全国でヒットし、売上高は2千万元(1元=約21円)を超えたという。

 営業時間は午前8時から午後12時まで。閉店30分前になっても客足は途絶えない。于さんは「1日当たりの平均売上高は十数万元で、20万元に上ることもある。在庫の6割を既に完売している」と語った。(記者/沈易瑾、朱悦)

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