【新華社北京2月6日】新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース、2月5日のニュースをお届けします。
1.中国、米をWTOに提訴 追加関税措置で
中国商務部の報道官は4日、米国が1日に中国の関連製品への10%の追加関税を発表したことについて、中国は自身の合法的権益を守るため、既に米国の課税措置を世界貿易機関(WTO)に提訴したと明らかにしました。
2.春節連休の国内移動、延べ23億人超に
中国では、今年の春節(旧正月)8連休期間(1月28日~2月4日)の地域をまたぐ人の移動が延べ23億684万5千人となっています。春節の特別輸送態勢「春運」を統括する総合運輸春運業務専門チームが5日に明らかにしました。
3.中国、米2社を「信頼できない企業リスト」に追加
中国は、米アパレル大手PVHと医療機器大手イルミナを「信頼できない企業リスト」に加えることを決定しました。
中国商務部が4日発表した声明によると、両社は正常な市場取引の原則に違反し、中国企業との正常な取引を中断し、中国企業に対して差別的な措置を取り、中国企業の合法的な権利・利益を著しく損ないました。
4.中国の出入境者、25年春節連休は1436万6千人
中国国家移民管理局は5日、2025年春節(旧正月)連休期間(1月28日~2月4日)の出入境者数が延べ1436万6千人で、前年の春節期間に比べ6・3%増えたと発表しました。
5.海南省海口市と東京を結ぶ直行便が就航
中国海南省に本拠を置く海南航空のHU971便が3日、日本の成田国際空港に向けて海口市の海口美蘭国際空港を離陸し、海口-東京(成田)線が正式に運航を開始しました。より多くの旅客が自由かつ便利に海南自由貿易港を訪れるのを後押しする条件が整いました。
現在、海口美蘭国際空港では国際・地域旅客線が累計31本運航されており、東南アジア、東北アジア、オーストラリア・ニュージーランド、欧州、北米、中東などの22の人気都市と結ばれています。
以上、「新華ラジオ-日本語で聞く中国ニュース」をお伝えしました。