中国で氷雪スポーツが急発展、新たな段階へ 中国経済円卓会議

中国で氷雪スポーツが急発展、新たな段階へ 中国経済円卓会議

新華社 | 2025-02-06 11:36:53

   【新華社北京2月6日】中国国家体育総局経済司の艾郁(がい・いく)副司長は5日、新華社が配信したオムニメディア(全媒体)形式の討論番組「中国経済円卓会議」で、北京冬季五輪は氷雪スポーツの状況を一変し、大会成功後これまでにない発展の活気を見せているとの見方を示した。

   国家統計局情報世論調査センターの協力を受け、国家体育総局が一般市民の氷雪スポーツ参加状況を調査した。データによると、2022年北京冬季五輪の成功裏の開催以来、全国の氷雪スポーツ参加者数は3億1300万人に達した。うち、23年の冬以降の参加者数は2億6400万人となった。参加形態別では、「民俗的氷雪活動」「氷雪観賞体験型活動」「氷雪競技種目」の参加率が比較的高かった。

   艾氏は、北京冬季五輪後の中国氷雪スポーツの発展には①国内各種大会の規模が顕著に拡大した②国際的な冬季競技の舞台における中国選手の活躍が目立つようになった③一般市民の熱意が高まった-という三つの特徴があると指摘した。

   艾氏は「従来冬季に限られていた氷雪スポーツが、現在では四季を通じて行われるようになった。屋内外問わず、年中楽しめる環境が整った」と述べ、さらに体育総局はさまざまな面から冬季スポーツ関連産業の発展を推進すると明らかにした。具体的には、レベルの高いスポーツ大会の供給増加、文化・観光・商業などの各業界との融合発展、環境のさらなる最適化と消費シーンの創出などを進め、氷雪スポーツ分野における新技術、新素材、新製品などへの支援強化も行っていくという。

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