【新華社天津2月5日】中国国家石油天然気管網集団(国家管網集団)傘下の天津液化天然ガス(LNG)受け入れステーションの埠頭(ふとう)で立春に当たる3日、ロシアからのLNG6万5千トンを積んだタンカー「グランドエレナ」が順調に接岸した。春節(旧正月)期間最初のLNGタンカーを受け入れ、同ステーションはこの時期の京津冀地域(北京・天津・河北2市1省)のエネルギー安定供給を支えている。
天津LNG受け入れステーションは12年にわたり、華北地域のエネルギー安定供給の主力施設としての役割を果たしてきた。積み降ろしを行った船舶は延べ458隻に上り、国家管網集団のLNG受け入れ施設の中で最多となっている。
旧暦の大みそかに当たる1月28日、同ステーションの気体状態での送出量は1日当たり2061万5500立方メートルに達し、2024~25年冬季供給確保期間における単日送出量の最高記録を更新、京津冀地域への天然ガス供給に安定したエネルギー保障を提供した。(記者/李帥)