1月28日、ハルビン氷雪大世界の春節をテーマにした氷彫刻。(ハルビン=新華社配信)
【新華社ハルビン2月4日】中国黒竜江省ハルビンでは冬季アジア大会(第9回アジア冬季競技大会)の開幕を7日に控え、春節(旧正月)の雰囲気と大会の要素が入り交じり、二重の喜びにあふれている。
1月28日、ハルビン氷雪大世界の春節をテーマにした氷彫刻。(ハルビン=新華社配信)
ハルビン氷祭りの会場の一つ、ハルビン氷雪大世界は今年、アジア大会をテーマにしつつも春節期間は旧暦大みそかのドローンショー、古銭や「福」の字を取り入れた氷彫刻などで年越し気分を盛り上げた。アジア大会をテーマにしたものにはメインモニュメントの「氷雪同夢」があり、デザインに氷雪とハート形を組み合わせ、アジアの国・地域の人々の夢を象徴。大会マスコットの「浜浜(ビンビン)」「妮妮(ニーニー)」も訪れた人々を歓迎している。
1月28日、大会メディア関係者の宿泊施設の一つ、新巴黎大酒店(ニューパリスホテル)のヘルプデスク。(ハルビン=新華社配信)
1月28日には大会メディアセンターも開設され、関係者の宿泊施設の一つ、新巴黎大酒店(ニューパリスホテル)のロビーには赤いちょうちんや「対聯(ついれん、縁起の良い対句)」が飾られた。ホテル運営組織の耿春雨(こう・しゅんう)メディアサービスマネジャーは、大会期間中は多くの国・地域のメディア関係者が滞在すると説明。少数言語の通訳ボランティアも配置するという。
1月28日、大会メディア関係者の宿泊施設の一つ、新巴黎大酒店(ニューパリスホテル)の春節装飾。(ハルビン=新華社配信)
ハルビンの今年の春節は選手村や各競技会場、交通や電力システム、スタッフやボランティアが総力をあげて冬季アジア大会の最終準備を進めている。(記者/王君宝)