中国ソフトウエア業の売上高、２４年は１０％増

海南自由貿易港（自貿港）生態ソフトウエアパーク。（資料写真、海口＝新華社記者／楊冠宇）

　【新華社北京１月２７日】中国工業情報化部は２６日、ソフトウエア・情報技術サービス業が２０２４年に好調だったと明らかにした。売上高は前年比１０・０％増の１３兆７２７６億元（１元＝約２１円）で、利益総額は８・７％増の１兆６９５３億元となった。

　ソフトウエア製品の売上高は６・６％増の３兆４１７億元で、産業全体の２２・２％を占めた。うち産業用ソフトウエアは７・４％増の２９４０億元、基本ソフトウエアは６・９％増の１９１９億元だった。

　情報技術サービスの売上高は１１・０％増の９兆２１９０億元で６７・２％を占めた。うちクラウドコンピューティングとビッグデータサービスは合わせて９・９％増の１兆４０８８億元で、情報技術サービス全体の１５・３％を占めた。集積回路（ＩＣ）設計は１６・４％増の３６４４億元、電子商取引（ＥＣ）プラットフォーム技術サービスは１１・４％増の１兆３７６４億元。情報セキュリティー製品・サービスは５・１％増の２２９０億元、組み込みシステム・ソフトウエアは１１・８％増の１兆２３７９億元となった。

　ソフトウエアの輸出額は３・５％増の５６９億５千万ドル（１ドル＝約１５６円）だった。