24日、ビルヘルムスハーフェン港コンテナふ頭に停泊する「中欧快航」の初便。(ドイツ・ビルヘルムスハーフェン=新華社記者/単瑋怡)
【新華社ドイツ・ビルヘルムスハーフェン1月26日】中国と欧州を直航で結ぶ貨物線航路「中欧快航」の初便が24日、ドイツ北部のビルヘルムスハーフェン港に到着した。
同船は中国製リチウムイオン電池や越境電子商取引(EC)貨物などの高付加価値商品を積み、2024年12月30日に浙江省の寧波舟山港を出港。所要日数は26日と従来の航路より10日余り短縮した。
ビルヘルムスハーフェンの港湾責任者、ハウスバルト氏は、中欧快航は両港間を他港に立ち寄らずに結ぶ長江デルタ-欧州間で最速の航路で、貨物は陸路でハンガリーやフランス、ベルギーなどへ運ばれると紹介した。