【新華社北京1月24日】中国の2024年の発明特許出願件数は前年比13・5%増の104万5千件、商標の登録数は9・1%増の478万1千件、1万人当たりの高価値特許保有件数は24年末時点で14件となった。国の有効な特許の保有件数は475万6千件に上り、世界で初めて400万件を超えた。国家知識産権(知的財産権)局の胡文輝(こ・ぶんき)副局長がこのほど、国務院新聞(報道)弁公室の記者会見で明らかにした。
中国は24年、知財権のハイレベルな保護の強化に取り組み、国家級の知財権保護センター6カ所、迅速権利保護センター7カ所を新設し、総数は124カ所になった。海外知財権紛争対応指導サブセンター33カ所も新設し、総数は80カ所となった。知財権保護に対する社会の満足度は82・4ポイントに向上し、過去最高を更新した。
中国の24年末時点の高価値特許保有件数は18・8%増の197万8千件、戦略的新興産業の有効発明特許件数は15・7%増の134万9千件だった。
24年末時点の地理的表示(GI)登録産品数は2544件に上り、GI登録産品の直接的な生産額は9600億元(1元=約21円)を超え、数年連続で安定した増加傾向にある。