16日、韓国・仁川で開かれたBYDのブランド発表会。(ソウル=新華社配信)
【新華社ソウル1月18日】中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)は16日、韓国・仁川でブランド発表会を開き、同国での乗用車事業発展計画を正式に打ち出した。中型SUV(スポーツタイプ多目的車)「ATTO 3(アットスリー)」、セダンタイプの「シール」、クロスオーバーSUV「シーライオン7」を今年中に発売し、アットスリーは初のモデルとして予約販売を開始する。
BYDアジア太平洋地域自動車販売事業部の劉学亮(りゅう・がくりょう)総経理は発表会で、同社は韓国市場を10年近く深耕しており、フォークリフト、バス、1トン級トラックなどのEV製品を提供していると紹介。乗用車ブランドを打ち出すことで、低炭素のモビリティーとグリーン(環境配慮型)経済を共同で推進し、世界の持続可能な発展を後押ししたいと述べた。
BYDは同日から、韓国で正規ディーラー6社と提携し、ソウルや済州島など主要な都市・地域にショールーム15カ所とサービスセンター11カ所を開設する計画だ。
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16日、韓国・仁川で開かれたBYDのブランド発表会。(ソウル=新華社配信)
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16日、韓国・仁川で開かれたBYDのブランド発表会。(ソウル=新華社配信)