【新華社北京12月13日】中国商務部の何亜東(か・あとう)報道官は12日の記者会見で、米新政権の通商チームとの意思疎通について、中国は「オープンな態度」を取っていると述べた。
トランプ米次期大統領は商務長官にラトニック氏を指名し、通商代表部(USTR)にも「直接的な責任」を担わせるとしている。何氏は、中国商務部は米商務省との交流メカニズムを通じ、緊密な意思疎通を続けていると指摘。新政権の通商チームとの接触や意思疎通にも中国はオープンな態度を取っているとした。
トランプ氏が中国製品に10%の追加関税を課すとしていることについては、一方的な追加関税に反対する中国の立場は一貫していると表明。中国は相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンの原則に従い、米国との対話・協調を強化、意見の相違を適切に管理し、2国間の経済貿易関係の長期安定を推進することを望んでいると述べた。